Re: はるままさんへ
はるまま
2018/06/22 (Fri) 09:52:35
みーさん、はじめまして。メッセージありがとうございます。
我が家には、長男11歳、長女5歳、次女2歳がいます。
上の2人には病気のことを話しています。
私としては、話し方は正解ではなかったと思います。
また、子どもたちの理解の仕方は全く違いました。
でも、結果的には、良い方向へ進んで今に至るので、参考に書きますね。
長くなりますがすみません!
私は長男の出産後に強迫症を発症して、子どもには同じ病気にしたくないと思っていたので、小さいころから「お母さんは病気で、普通の人とは違うんだよ」と良く話していました。外出先から帰ってくると、玄関で靴下を脱がせ、洋服を全部着替えさせたり、手足を洗ったりして、そんなときにいつも、
「お母さんは病気だから、汚いのがいやでこうするけど、普通のお家は靴下を脱がないでそのまま家にはいるんだよ」と言い聞かせていました。
今考えてみれば、なんて身勝手な、、と思いますが、長男はものわかりのよい子だったようで、「ふ~ん、そうなんだ。わかった」といい、外出先では普通に過ごし、自宅では、私の様子を見ながら、「今日は調子悪いの?着替えようか?」などというようなりました。
カウンセリングに一緒に行ったときも、長男が、家族の様子や病気のことについて私より詳しく話すので、お医者さんには「君は良い精神科医になると思うよ~」などと言われていました((^^;)長男はいわゆる出来過ぎ君に育ちました。あまりにも良い子でかわいそうなことをしました。今は先生たちのアドバイスで、長男が子供らしく悪いことをしたときにかわいがるように心がけています。
長女には、小さい頃は病気の話はあまりしていませんでしたが、次女が産まれた後、強迫が悪化し、長女のトイレトレーニングが苦痛になった時に話しました。というのも、私があまりにも汚い汚いとしかるので、ある日長女は、私と同じように「ばい菌がついてるんじゃないか」と言い出したのです。長男はそんなことなかったので「やってしまった~」と思い、あわてて「お母さんは病気で普通の人と違うんだよ」と長男のときと同じように話しました。でも、長女はわかったと言わず「私病気になりたくない」といい、どんどん強迫症のようなことを言い始めました。それで、怖くなって本を引っ張り出し、OCDの会に泣きつきました。
その時、運よく定例会に原井先生が来られるとのことだったので、家族全員でお話に行って、一番心配していた子どもへの影響についてもアドバイスを受け、心の底からほっとしました。また、自分が強迫を克服できれば、娘がもし、同じようになっても助かると証明できると思って、前向きに頑張れるようになりました。
その後、長男の提案を受けながら(笑)汚し作業をすすめ、強迫症は激減し、症長女も、一か月もしないうちに、強迫的なことはほぼ言わなくなりました。先生のお話では、たぶん、娘の成長につれて、記憶にのこらなくなっていくだろうとのことでした。
子どもに関しては、原井先生からも、その後、お会いする機会ができた岡嶋先生からもアドバイスをいただきましたが、『目からうろこ』なことばかりでした。みーさんが、もし、お子さんに病気のことを話したいなら、先生や会のみんなさんと一緒に相談されてみたら良いかもしれませんね。
お子さんがどんな受け止め方をされるかわかりませんが、きっとお母さんの励みになるような結果につながるのではないかなあと思います。
強迫子育ては大変ですが、お互い頑張りましょう!
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