妊娠・出産・育児とOCD

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はるままさんへ

みーさん  2018/06/20 (Wed) 11:25:10

はるままさん、初めまして。不潔強迫のみーさんと言います。

強迫がありながらも3人のお子さんを育てられてるとのこと、大変尊敬します。

私にはもうすぐ6歳になる息子がいます。紆余曲折ありましたがなんとかここまできたという感じです。

はるままさんはお子さんたちに、ご自身の病気のことはお話になったのでしょうか。またどのように説明したのかなと思い、もしよかったら教えていただけたらと思い書き込みしました。

よろしくお願いいたします。

Re: はるままさんへ

はるまま  2018/06/22 (Fri) 09:52:35

みーさん、はじめまして。メッセージありがとうございます。

我が家には、長男11歳、長女5歳、次女2歳がいます。
上の2人には病気のことを話しています。
私としては、話し方は正解ではなかったと思います。
また、子どもたちの理解の仕方は全く違いました。
でも、結果的には、良い方向へ進んで今に至るので、参考に書きますね。
長くなりますがすみません!

私は長男の出産後に強迫症を発症して、子どもには同じ病気にしたくないと思っていたので、小さいころから「お母さんは病気で、普通の人とは違うんだよ」と良く話していました。外出先から帰ってくると、玄関で靴下を脱がせ、洋服を全部着替えさせたり、手足を洗ったりして、そんなときにいつも、
「お母さんは病気だから、汚いのがいやでこうするけど、普通のお家は靴下を脱がないでそのまま家にはいるんだよ」と言い聞かせていました。

今考えてみれば、なんて身勝手な、、と思いますが、長男はものわかりのよい子だったようで、「ふ~ん、そうなんだ。わかった」といい、外出先では普通に過ごし、自宅では、私の様子を見ながら、「今日は調子悪いの?着替えようか?」などというようなりました。
カウンセリングに一緒に行ったときも、長男が、家族の様子や病気のことについて私より詳しく話すので、お医者さんには「君は良い精神科医になると思うよ~」などと言われていました((^^;)長男はいわゆる出来過ぎ君に育ちました。あまりにも良い子でかわいそうなことをしました。今は先生たちのアドバイスで、長男が子供らしく悪いことをしたときにかわいがるように心がけています。



長女には、小さい頃は病気の話はあまりしていませんでしたが、次女が産まれた後、強迫が悪化し、長女のトイレトレーニングが苦痛になった時に話しました。というのも、私があまりにも汚い汚いとしかるので、ある日長女は、私と同じように「ばい菌がついてるんじゃないか」と言い出したのです。長男はそんなことなかったので「やってしまった~」と思い、あわてて「お母さんは病気で普通の人と違うんだよ」と長男のときと同じように話しました。でも、長女はわかったと言わず「私病気になりたくない」といい、どんどん強迫症のようなことを言い始めました。それで、怖くなって本を引っ張り出し、OCDの会に泣きつきました。

その時、運よく定例会に原井先生が来られるとのことだったので、家族全員でお話に行って、一番心配していた子どもへの影響についてもアドバイスを受け、心の底からほっとしました。また、自分が強迫を克服できれば、娘がもし、同じようになっても助かると証明できると思って、前向きに頑張れるようになりました。

その後、長男の提案を受けながら(笑)汚し作業をすすめ、強迫症は激減し、症長女も、一か月もしないうちに、強迫的なことはほぼ言わなくなりました。先生のお話では、たぶん、娘の成長につれて、記憶にのこらなくなっていくだろうとのことでした。


子どもに関しては、原井先生からも、その後、お会いする機会ができた岡嶋先生からもアドバイスをいただきましたが、『目からうろこ』なことばかりでした。みーさんが、もし、お子さんに病気のことを話したいなら、先生や会のみんなさんと一緒に相談されてみたら良いかもしれませんね。
お子さんがどんな受け止め方をされるかわかりませんが、きっとお母さんの励みになるような結果につながるのではないかなあと思います。

強迫子育ては大変ですが、お互い頑張りましょう!

Re: はるままさんへ

みーさん  2018/06/24 (Sun) 17:09:59

はるままさん、返信ありがとうございます。

率直に、受け止め方は子供によって違うんだなと思いました。

うちの場合はどうだろう?と初めて真剣に考えました。私の症状は確かにあります。でも一番ひどかったときよりは激減しています。主人や子供を強迫に巻き込もうとしてもさらっとかわされてしまいます。話をしても「わかった。」とさらっと受け止めるか、深刻になるか、正直わかりません。

はるままさんの返信を読んで、主人と話をしました。
今は話す時期じゃないねーと。そのときが来たと思ったら話せばいいんじゃないかな、という結論になりました。

子供に話して、理解はできなくても、はるままさんの言うように私にとって励みになればいいなあと思います。

体験談とアドバイスありがとうございました。

その時がきてもし困ったときはまたアドバイスお願いします。

Re: はるままさんへ

はるまま  2018/06/27 (Wed) 14:57:38

みーさん、ご主人と意見がまとまってよかったですね。
ご夫婦でそう思われたならそれが一番と思います。
みーさんも症状が激減されているなら、この先話す必要もなくなるかもしれませんしね!


先生たちに娘の話をしてみて、良くわかりましたが、
同じ親から育っても、強迫症になる素質をもっているかどうかで、受け止め方はだいぶ違うと思います。
私自身も3姉弟で、祖母が強迫症でしたが、受け継いだのは私だけです。
我が家も次女がものごごろつくころには、話す必要のない状態になりたいと思います。
こちらこそ、振り返ることができてよかったです。ありがとうございました!

はるままさんへ質問です

アロマ  2018/06/29 (Fri) 22:58:25

みーさん、はるままさん

アロマと申します。
話に割って入ってしまってごめんなさい。
こちらのトピックを拝見していて、はるままさんの言葉で詳しく教えて頂けたら…と
思うところがありまして…。
長男さんを、『子供らしく悪いことをしたときにかわいがる』
とは、どういう考えからそうするのでしょうか?
よければ教えて頂けませんか??

Re: はるままさんへ

はるまま  2018/07/05 (Thu) 11:54:45

アロマさん、はじめまして。

すみません。語弊がありましたね((^^;)
『子供らしく悪いことをしたとき』ではなくて、
『子供らしく甘えたり、わがままをいったりしたとき』でした。

ちょっと長くなりますが、
そういう考えに至ったいきさつを書きますね。


長男は、身の回りのことや、学校の準備、宿題など、
全く手のかからない子です。忘れものもなし。
「お便りの締め切り今日だよ」と逆に私が言われるくらいで。

妹たちが産まれてから本当によく手伝いをして、
お風呂入れやおむつ替えはもちろん、よく遊んでくれて、
次女が泣きやまなくて私が家事をあせっていると、
「終わるまで抱っこしてるよ」と、まだ首の据わらない次女を
「うでがいて~」と言いながらも、ずっと抱っこしてくれました。

私の体調が悪かったころは、学校から帰って来てすぐ
「大丈夫なにか手伝おうか?」と言っていました。
病気のこともよく理解してくれ
「ママもきっといつか元気になるよ」といいながら、
いつか自分のお友達を家に呼べる日を夢見て、応援してくれていたんです。

岡嶋先生にお会いした時、その話もしました。すると、先生に
「長男さんが何か子供らしくふるまえたり、
わがままをいったりできることがありますか?」と聞かれました。
一瞬、言葉につまりました。そして、実家での出来事を思い出しました。

我が家は、夏休みや冬休みに、実家のある田舎へ長期帰省していました。
そのとき、長男はいつも、私の父であるおじいちゃんにべったりで。
お風呂に入った時は全身あらってもらっていました。
自宅では妹2人を洗った後自分を洗っているのにです(笑)

たくさんわがままを言って、あちこち連れて行ってもらって、、
好きなように過していました。宿題もなかなかやらないので
「宿題は?」ときくと、ここにいるときはすきにさせてもらうから
というようなことを言っていたのです。

たぶん、長男は、普段の生活でがんばっている分の息抜きを
実家でしていたのだと思います。

昨年、残念ながら、その大好きなおじいちゃんが亡くなりました。
その後、我が家は転勤になり、引っ越しや、
父を亡くして落ち込んでしまった母の介護に追われていました。
それで長男が、大切な大切な安らぎの場所を失ったことに
きづいていなかったんです。

岡嶋先生に聞かれて、はじめてそのことに気づくことができたので、
これからは長男が子供らしくすごせるように心がけるようにしました。


子どもが子どものときに、子供らしく過せないことは、
後の生涯に大きな影響をおよぼすという話を、何かの本で読んだことがあります。
わがままいったり、だだこねたり、あまえたりすることってすごく大切なことなんだって。

私は、強迫症になってから、頭の中はいつも病気のことばかり考えて、
その合間に生活をこなしているような、いっぱいいっぱいの日々でした。
でも、今はこんな風に文章を書いたりするようなこともできるようになりました。
頭も心も強迫症に占領されなくなった今こそ、
子どもたちのこともたくさん考えてあげられたらと思います。


ちなみに、、、先日、長男は、久しぶりの頭痛で寝込んでいる私の横で、
「ええ~今日魚釣りいけないの~」とブツブツ文句いってました。
私がだいぶ元気になった証拠かな(笑)

はるままさん お返事ありがとうございます

アロマ  2018/07/11 (Wed) 23:55:51

はるままさん

家事や育児で忙しい中、こんなに丁寧にお返事くださり、
本当にありがとうございます。
息子さん、なんて心の優しい子なんでしょう。
読んでいて涙が出ました。
大好きなおじいちゃんが亡くなられてしまったのですね。
とても悲しかったですよね…。

息子さんのことを質問させて頂いたのには訳がありまして。。
昨年次男が生まれまして、長男がお兄ちゃんになりました。
長男が赤ちゃん返りして、少しおさまったかと思ったら、
爪噛みや口ならし、鼻くそをずっとほじる…など、
情緒不安定な時にするであろう行動が増えました。
もう年長さんですが日々"抱っこして"、"ギューってして"と言います。
次男が生まれてから長男の要望にあまり応えてあげられず、
もう大きくなったのに…と思ってしまいます。
最近自分の思い描くような育児ができてないと思い、
気持ち的にも沈みがちです。
生理前になると体調も悪くなるし不安感もでてきてしまいます。
ご飯用意するのでいっぱいいっぱいになります(汗)。

なので、はるままさんの書き込みで息子さんのことが書かれていたので、
ぜひ知りたいと思ったのです。

子供らしくのびのびと…が大事ですよね。
改めて考えさせられます。
私が忙しいからと長男をコントロールしてしまって、
本人は窮屈に思うことが多々あるのかもしれません。

はるままさんの書き込みで他にも読ませてもらっています。
なかなかコメントできなかったのですが、
病気が酷かった頃を経て、子育てを頑張っている様子を知り、
私も頑張ろうと思えます。

Re: はるままさんへ

はるまま  2018/07/19 (Thu) 16:13:56

アロマさん
抱きしめてあげてください!
我が家も2人目が産まれたとき、授乳しているとよく背中で長男が「さみしいさみしい」と泣いていました。
ママは「ぼくと赤ちゃんどっちがすきなの?」ときかれて、当たり前に「どっちもすきにきまってるでしょ」と答えてました。

とろろが、そのころ長男が通っていた幼稚園の先生の1人で5人の子どもを育てているお母さんがいらっしゃって、
「あなたが一番すきよ~って抱きしめてあげてください。下はまだわからないんだから。それだけでいいのよ~」と言われました。

それから、朝長男が出かける前と、夜寝る前に
「大好きな○○くん。お母さんの宝物」といって抱きしめていたら、1週間もしないうちにすっかり泣かなくなりました。
おまじないのように毎晩唱えていたら、私自身の気持ちも不思議とそう思えるようになった気がします。
だきしめるのはタダですから(笑)ぜひぜひおためしあれ~!
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